ビジネスマナー「正しいお会計用語」販売業・飲食業・接客業必見!

販売業・飲食業・接客業のビジネスマナー接遇マナー

みなさん、こんにちは!

ブログへのご訪問、ありがとうございます♪

今回は、「正しいお会計用語」についてお伝えします。

清算やお会計、お金のやりとりをする場面は、どの業種においても、必ずありますよね。わたし自身も日常において、ほぼ毎日、何かを購入しお金を払う、サービスを利用し支払いする、ということをしています。そんな中で、気になる言葉遣いが聞こえてくること、けっこう多いんです・・・

みなさんが普段、何気なく使っている言葉遣い、実は間違っているかも!?

正しいお会計用語や、お金の扱い方のポイントをご紹介します!!

アルバイトの方も、販売業、飲食業、接客業の方も、必見

お金って○○・・・

さて、この○○には、どんな言葉が入るでしょう?

 

先日、宅配ピザ屋さんを利用しました。配達よりお店に取りに行くほうが、一枚あたり800円ほど値引きをしてもらえるということで、お店まで受け取りに行った時のことです。

お店に入ると、まだピザを作っている最中だったので、先にお会計を済ませました。そのまま出来上がりまで、作る工程を眺めていると・・・なんと、ビニール手袋をはめてレジをしたスタッフが、そのビニール手袋のまま、ピザ作りの作業に入っていったのです!

「なんのためのビニール手袋なの!?」と言いたい気持ちを抑え、そのまま見ていたのですが、その後、かかってきた電話にも手袋のまま対応し、合間に手指消毒液で少し消毒をしつつも、同じ手袋を付けたまま、調理作業を続けていました。

 

お金って、いろんな人の手に渡っていますよね。ですから、個人的に、お金って○○=「汚い」ものだと思っています。

そう考えると、もっと配慮すべきことがあるのではないか、と考えます。

 

お金を扱う配慮とは?

上記のようなことは、少なからずお客さまの中にも、同じように考えている人がいるでしょう。

ですから、お金を扱う際、次のことに気を付けてもらえると、安心感や信頼感に繋がります。

  • お金を扱ったそのままの手で、食品を扱わない
  • お祝儀やお月謝、人にお金を渡す際には、新札で用意する

可能であれば、「レジスタッフと調理スタッフの担当を分ける」こうすることで、作業ごとに手洗いやグローブ交換をしなくてもいいですね。

同じスタッフがレジと調理を行う場合には「その都度、手洗いを行って次の作業に入る」が理想ではありますが、手間がかかります。「グローブを付け替える」「食品を扱う際にはグローブを着用する」ことで清潔をキープできますね。

手指消毒をしたらOK,ではないと考えます。

新札については、ぐっと印象が上がりますので、ぜひ用意してください。
お札の入れ方、向きなどにもマナーがあります。

 

間違った言葉遣いとは・・・?

「○○円になります」というのを、よく耳にします。

が、これは間違いです。「~になります」というのは、状態が変化する場合に使う言葉。

例えば「氷が溶けて水になります」「さなぎが蝶になります」このような使い方です。

金額を伝える際の正しい言い方は「○○円です」「○○円でございます」。もしくは「合計で○○円になります」。

 

例えば、お会計は1000円ちょうどの場合。お客さまから1000円ちょうどを受け取る時に「1000円お預かりします」は×です。正しくは「1000円ちょうど、頂戴します」。

お会計が900円のところ、1000円を出された場合には「1000円お預かりします」でOKです。

そして、おつりをお渡しする際には、「100円お返しします」「100円のお返しでございます」と言います。「お返しは100円になります」とは言いません。

当然、お札の向きは揃えます。硬貨もすべて表を向けましょう。

 

どこまでも相手の気持ちに寄り添う

それから、お金を数える時、パチンパチンと弾くような動作をしていませんか?

お金は、お客さま・相手から受け取るもの=預かる気持ちで、丁寧に扱う姿勢が必要です。音を立てて数えることは好ましくありません。そっと扱うようにしましょう。

クレジットカードなど、相手の大切な貴重品を預かる場合には、必ず両手で受け取る・返すこと。「お預かりします」「ありがとうございました」と決まったセリフを伝えていますよね。さぁ、その時、あなたは相手の目を見ていますか?

「目を見る」「相手のお顔に視線を向ける」動作があるか、ないか。これだけで「心を込めているか」「ただの流れ作業になってしまっているか」印象は違ってきます。

どこでも行われる、このお会計の場面において、正しい言葉遣いや、「感謝の気持ち」をより表現するためのスキルが必要です。

お支払いをする場面において、「ここにしてよかった」「手に入ってうれしいな」という幸福感をより高めてもらうために、気持ちの良いお会計対応ができると、さらに支払いへの満足感が高まります。

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もちろん、今回の内容は医療機関においても必要な知識・スキルです。

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