みなさん、こんにちは!
「接遇マナー」「マナー研修」と検索すると、たくさんの研修会社や講師の方がヒットします。今回は、そこにはどんな違いがあるのかをお伝えします。
「接遇マナー研修」「マナー講座」「ビジネスマナー」「社員研修」など、研修講師を依頼される際には、ぜひ参考になさってくださいね。
人事部・総務部・教育担当・教育研修部などの方は、必見です!!!
「接遇マナー」「マナー講師」どんな人?
検索していただいた方は、おわかりかと思いますが、「接遇マナー」「マナー講師」と調べると、次のようなサイトがヒットします。
・航空会社が運営する研修プログラム
・元航空会社勤務の研修講師
・○○インストラクター協会
・接遇講師派遣
・セミナー運営会社
とくに航空会社や宿泊・観光業界で勤務経験があり、確立された社内の育成研修を経て、現場で活躍された元プレイヤーが、次の職として講師の道を選ぶ方も多く、「おもてなし」スキルが高く、「さすが~~」とため息の出るような素敵な講師の方ばかりです。
また、元アナウンサーやラジオMCなどの「話し方のプロ」の方々も、講師として活躍されています。わたくし自身も受講したことがありますが、とっても話し方が上手で、声もキレイで、わかりやすくて、学ぶことの多い内容だったと感じました。
上記のような研修会社の特徴は、プログラムのバリエーションが豊富、全国対応可能などがあります。
しかし、なんといっても研修費用が「高額」です。地域によっても相場は異なりますが、半日で〇十万円ほどかかる料金設定になっているところもあります。
まずは、研修にかけられる予算と相談・・・ですね。
接遇マナー講師は資格が必要?
講師業を務めるにあたり、資格は必要なのでしょうか?
答えは「No」。とくに資格はなくとも、講師として立つことは可能です。
ですから、誰でもマナー講師になることはできるのです。
しかし、なんの資格もない方であれば、講師として説得力に欠けますよね。講師をする人が取得している資格や経験は、以下のようなものがあります。
- 秘書検定
- サービス接遇検定
- ホスピタリティ検定
- マナー・プロトコール検定
- 民間のマナーインストラクター養成講座を修了
- 企業での教育係を担当していた
- 勤務時代に部下育成を行っていた
その他、「作法」「茶道」「着付」のように、礼儀作法を極めた方がマナー講師をされていることが多いです。その場合には、企業研修のほかに、個人的に礼儀作法などのレッスンを受けることができるプログラムもありますね。
「接遇マナー講師」といっても、得意とするものはまちまちです。
日本で接遇マナースキルが必要な理由は?
2013年に開かれた、2020年東京オリンピック誘致最終プレゼンテーションの一幕で、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんが行ったスピーチで脚光を浴びた「お・も・て・な・し」。
日本人は、海外の方に比べて、自分の気持ちをはっきり言葉に表さない方が多いです。そのため、相手が何を感じているかを汲み取り、先回りして行動できることや、想像を超えた配慮の行動を行えること、それにより「相手の心を満たす」ことに価値があると考えられています。
そこに対して、相手に対価を求めたり、費やした労力を相手にアピールしたりするものではない、とされています。代わりに、顧客は「店員の気配り、おもてなしに対する企業の取り組み」など、おもてなしに対する意識を見比べています。
ちなみに、海外では、「質の高いサービス・エンターテイメントに対して正当な対価を支払うのは当たり前」だと考えられていることが多く、よいサービスに対して対価(=チップ)を支払い評価する、というのが一般的です。
チップが発生するとなれば、自ら接遇やおもてなしスキルを高めようと思う人が増えるのかもしれません。しかし日本においては「無償で提供するべきもの」という位置づけです。
やってもやらなくてもお給料は変わらない、と考える従業員。
やれなければ生き残れないと考える経営者層。
この差を埋めるために「接遇マナー研修」が存在している、とも言えるでしょう。
「マナー」「おもてなし」を伝えたい。また、それを学びたい。
というのは、日本人特有のものかもしれません。
マナー指導・マナー講師は「怖い?」
この質問は、よく聞かれます。おそらく、過去に「厳しい口調」でビシバシ切り込む接遇マナー講師が一躍有名になったことが理由でしょう。
わたくしの知るところによるマナー講師の方々では、怖い雰囲気の方や、厳しい指導をされる方に出会ったことはありません。そして、わたくし自身もそういった指導は行いません。
「おもてなし」「接遇」というのは
「真に相手を思う気持ち」を形に表すこと。
それは、スパルタな指導によって生み出されるものではないと思っています。
「相手に喜んでもらいたい」「相手の役に立ちたい」「相手を大切に思っていることを、さりげなく伝えたい」こういった思いは、自ら持つものであり、人に言われてやらされている時点で、「真のおもてなし精神」でない、と考えます。
soarの接遇マナー研修とは
上記のような理由から、わたくしの研修では、次のようなことをお伝えしています。
- 相手と心で繋がった体験談
- おもてなしが生み出す感動
- おもてなしによって叶う差別化
- 具体的なおもてなしの表し方
このような研修を通して、ご自身の仕事に使命感ややりがいを感じられることで、より一層、「相手のために」考え、行動することに能動的になる方が多いです。
能動的に仕事を行うことで、仕事がより楽しくなります。目標や叶えたいことが見つかる方もいらっしゃいます。
スタッフ一人ひとりの中で、上記のような変化が起これば、たちまち職場の雰囲気やモチベーションが高まります。自ずと顧客満足も並行して高まることが期待できます。
わたくしの強みは「相手の思いを察する」ことを徹底的に行ってきた実務経験です。
また、「秘書検定1級」として、「互いが心地よく仕事をするための補佐的スキルの考え方」や「先読みし、痒い所に手が届く存在」になるためのノウハウもお伝えします。
わたくし一人で運営しているため、大手の研修会社のようにはいかない部分もありますが、「完全オーダーメイド」でのメニューをご提案しています。
「相手に喜んでもらいたい」
そんな思いを、もっと伝わるスキルにブラッシュアップしませんか?