面接に打ち勝つ!!【印象を高めるビジネスマナーのポイント】

印象を高めるキャリアコンサルタント

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

こちらのホームページを隅々まで見ていただいた方は、もうご存知のことかと思いますが、実はわたくし、とある企業にて採用担当や面接のお仕事もしているんです。

面接といえば、「上手に話せたらいい」「自分のいい部分をPRできたらいい」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

それは実は間違いです。

こういった人を採用したい」企業は、求める人物像を研究しています。面接での質問内容とは、求める人物像にいかに近いかを探る場面。ありきたりな言葉や取り繕った内容では、おそらく見抜かれているものです。

今の時期(9月~10月)は、高校生の就職希望者の採用面接時期でもあり、高校生から大学生、中途採用の幅広い年齢の方、さまざまな経歴の方と面接でお目にかかっていますが、「あー・・・残念だなぁ」と思ってしまう場面も少なくありません。

今回は、日ごろ面接官としても活動している目線から、あなたの姿が好印象に繋がるポイントなどをお伝えいたします。

意識していただくことで、採用面接でグッと印象がUPし、合格に繋がる可能性大!

ぜひ、これから面接に挑む方は参考になさってくださいね!

面接前の電話応対やメールのマナー

まず、面接を申し込むに至るまでに、採用担当者と連絡をとることがありますね。

電話であれ、メールであれ、直接会う以前から「この人はどんな人だろう」と審査は始まっていると言っても過言ではありません。

電話の時点で「非常識な人だ」と思われてしまっては、「会う時間も無駄」と判断され、面接自体を受け入れてもらえない可能性もあります。

 

電話での応募

電話の場合には、相手の時間を使って対応していただくわけですから「求人を見て連絡いたしました○○と申します。お世話になります。今、お時間よろしいでしょうか?」と伝えましょう。
伝える際には下記のポイントに注意しましょう。

・しっかり名乗る
・応募の件だと伝える
・相手の状況を確認する(今お時間よろしいでしょうか?)

 

メールでの応募

メールや、求人媒体からの応募フォームの場合、必ず「名前・年齢・電話番号・希望の応募職種や雇用形態など」を明記してください。

NG行動は、メールをスルーすること。

このごろは、求人媒体から簡単に応募意志を示せる「応募ボタン」なるものが存在しています。「気軽に応募ボタンを押してしまったけど、いろいろ見ていたら別のところでもっと好条件の求人が見つかったから、応募やめよ」という場合においても、その旨を連絡するのが礼儀です。

電話やメールを入れていなくとも、企業側には応募者の情報が届いています。

「わたくし事の都合で大変勝手はございますが、応募は取り下げでお願いしたいと思っております。大変申し訳ございません。」と伝えるところまで行いましょう。(理由も伝えてOK)

 

面接日の調整

面接日を決めるための連絡でもあるので、必ずスケジュールを把握した上で連絡を行いましょう。

例えば、現在も働いており、面接の希望日が限られている場合には、そのことを正直に伝えてもらってOKです。また、万が一採用となった場合、現在の職場を退職するのに2カ月以上の時間を要する企業にお勤めの場合には、この段階で「退職までに〇カ月ほどかかりそうですが、応募は可能でしょうか?」と伝えてもらえると非常にありがたいです。

優秀な人材なら、しばらく待ってでも獲得したい!という企業もあれば、急な欠員補充のため、1カ月後には勤務スタートできる人でなければ困る。という場合もあります。

面接日の確定と同時に、時間や場所・持ち物なども確認しておきましょう。また車で訪れていいか?と駐車場についても、こちらから確認できるといいですね。

 

履歴書の準備

面接日が確定したら、必ず必要になるのが履歴書です。ここでは、絶対に気を付けていただきたいポイントを6点お伝えします。

  1. 手書きでも入力でもOK。手書きの場合は綺麗な字を心掛ける
  2. 職歴は、短いものは省いてもいいが、虚偽の記載はしない
  3. 志望動機やPRは必ず記入する
  4. 作成日付や、勤務条件、通勤時間なども、必ず応募企業ごとに記載する
  5. 可能であれば職務経歴書を作成する
  6. 必ず写真を貼付する。スナップ写真や、プライベート感のある写真ではなく、整った身だしなみ、証明写真に準ずるものを用意する

簡単なようで、なかなか難しいものです。これまで何百人もの履歴書を見てきましたが、個性がでますね・・・とくにポイント4、作成日付や通勤時間の記載なんて、大して重要ではないよね、と思っている、そこのあなた!

空白だと「履歴書を使いまわしている」と思われますよ~

基本姿勢は、不採用になった場合、新たに履歴書を作成する、です。(不採用通知とともに返却される企業もありますが、返却されない場合もあります)(次回のために、出来上がった履歴書を写真やコピーで記録しておくと、次の作成時に少しラクですね)

 

面接時のマナーで気になることは?

さて、いよいよ面接当日!緊張します。当日は、時間に余裕を持って行動する。持ち物など忘れないように。緊急トラブル時にはすぐ連絡を入れられるよう電話番号も控えておくといいでしょう。

万が一、遅刻してしまう。今日は体調が悪く行けなくなってしまった。また微熱があるが伺っていいか迷う。このような場合には、すぐに連絡を入れましょう。

面接官は、あなたのために貴重な時間を割いて準備し、待ってくれています。

 

服装・身だしなみチェック!

面接には基本的にスーツで行くのが無難です。かといってパートの応募などでもスーツが必須か?というと、そうではありません。迷う場合には、面接日調整の段階で、面接時の服装について質問しておくといいでしょう。

面接となれば、どなたも、それなりに身だしなみを整えていかれますが、どのような服装であれ、よく見かけるのが「靴下・ストッキングが破れている」。

靴を脱ぐこともあり得ますので、足の先まで気を配りましょう。

 

訪問時のマナー

時間に遅れないように向かうことは、当たり前。

では、早めに伺うことについて少し考えてみましょう。「早め早めの行動が好印象に繋がる」と思い、30分も前にいらっしゃる方がいます。これ、実は好印象どころか、少し迷惑です・・・

とくに指示のない場合、前もって行動なさるとしたら、10分前で大丈夫です。早めに着いた場合には車の中や付近で待ちましょう。

冬場、コート類を着用している場合には、建物に入る前に脱ぐのがマナーです。コート類の外側が内側になるようキレイに畳んだ状態で片腕に持ちましょう。

建物に入る際には、挨拶はしっかり!「面接でお約束しています○○です」と用件を伝えましょう。靴を脱いで上がる際、とくに注意してもらえるとありがたいのが下駄箱の「スリッパと外履きのしまい方」です。最近ではスリッパを上段に、外履きを下段にしまうように分けている下駄箱がありますので、注意してみてください。

靴やスリッパを脱ぎ履きする際には、相手にお尻を見せないような所作、「スリッパお借りします」の一言などあると、さらに印象がよくなります。

 

入室・着席のマナー

ノックは3回です。また、ノックした後、すぐにドアを開けないよう一呼吸置きましょう。

「どうぞおかけください」の合図があるまでは、立って待ちます。

担当者が入れ替わる際、座ったままではなく、立ってお辞儀します。次の担当者が入室前にノックしてくださったタイミングで立ち上がり、必ず立った状態で対面します。

座る位置も大切です。基本的には「こちらにお掛けください」と言われた場所に座りますが、以下のポイントを参考にしてください。(上座下座の考え方)

  1. 大きなソファータイプの椅子であれば、必ず、出入り口に近い手前の席を使用します。
  2. カバンやコート類は自分の足元に置きましょう。(隣の椅子など使わない)(テーブルに置かない)
  3. すぐに立ち上がれるよう、浅く腰掛け、背筋を伸ばして座りましょう。

話すときのポイントとは?

面接では緊張するでしょうが、できるだけ、丁寧な言葉遣いで話すようにしましょう。

敬語に自信のない方は、事前に勉強しておくと自信に繋がります。また企業のホームぺージなどはチェックしておくほうが、面接時の幅広い質問に対して回答しやすいです。

お伝えしたことは山ほどありますが、特に注意したいポイントをまとめます。

  1. 相手に聞こえる声で、ハキハキと、笑顔で受け答えする
  2. 手短に、1~2分で終わる言葉でまとめる
  3. 質問内容が聞き取れない・理解できない場合には「もう一度お願いします」と確認してもOK
  4. 質問内容を復唱してから回答を始める(「チームワークを高めるために取り組んだことはなんですか?」→「チームワークのために取り組んだことですね、それは以前の職場で・・・」)
  5. 退職理由を伝える際、前の職場のただの悪口にならないよう、自分の課題も添えて伝える
  6. 条件はもちろん大切だが、自分の主張ばかりを語る場ではないとわきまえる
  7. 「~だと思います」「○○を頑張りました」思いをアピールするのではなく、「○○のために○○に取り組みました」事実ベースでアピールする(失敗談でもOK!)

ポイント2、ここ大事です!!!

「~が○○でぇー、こういったんですけどね、なんかうまくいかなくってー、ほんとにおかしな企業だったんですよ」こんな話し方の場合、採用は遠のきます。あなたの愚痴を語る場ではありません。長く語られることも、印象はダウンします。それによって時間が延長してしまうからです。

より手短にわかりやすく話せることは「仕事ができそう!」の印象に繋がります。

また特に、新卒採用や大手企業、人気の企業への応募の場合、ポイント7は非常に重要です。

より自分を印象づける回答に繋げるためには、今現在の仕事への取り組み姿勢まで問われると言っても過言ではありません!!
日々の業務の中に課題や改善点などを発見し、それを解消できるように取り組めることはないか?を考え実行することが求められます。(学生であっても、部活やアルバイト談に置き換えてみてくださいね)

 

面接後のマナー

面接を終えてからも、もう少し緊張感は維持しましょう。
退室時、立ち上がって「今日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。」「どうぞよろしくお願いいたします。」としっかり挨拶を行いましょう。

企業パンフレットなどをいただいた場合には、可能な限り、折り曲げることなく綺麗な状態でカバンにしまう。カバンに入らない場合にも、両手で持ち返るよう、丁寧に扱いましょう。
企業がお金と時間をかけて作ったものです。名刺をいただいた際にも同様です。

スリッパの脱ぎ履きは、最初と同様です。

また、見送りをしてくださる場合もあるので、必ず振り返ってお辞儀をしましょう。車に乗り込んだら、落ち着いて、シートベルトをする→辺りを見渡し安全確認をした上で、早めに敷地を出るようにしましょう。(たまに、ずっと車の中でゴソゴソしている方がいますが・・・次の方のためにも駐車場は早く空けていただきたいのが本音です)

 

その後、採否の連絡がくるでしょうが、万が一にも不採用であっても、相手の貴重な時間を自分のために使ってもらったことには変わりませんので、採否連絡に対してのお礼をメールで伝えられると尚良しです。(今回はご縁がなかったとしても、またいつかチャレンジすることがあるかもしれない。取引先としてお世話になる可能性があるかもしれない。という意識が必要)

最後に、面接というと「自分を見極められる時間」と捉えがちですが、それは違います。同時に、あなたも企業を知る時間であるのです。ですから、極端に謙虚な姿勢であればいいのではなく、こちらも必要な情報を得るために質問させてもらうなど、疑問点を解消できる時間と考えましょう。

その上で、「自分にはちょっとあわないかも」「行ってみたら条件など、思っていたものとは違った」ということがあれば、電話やメールで丁寧に、辞退させてもらう旨を連絡すればいいのです。

 

soarでは、個人の方に向けた面接前の練習や、履歴書チェック、職務経歴書の作成サポートを行うことが可能です。

また学校教育機関においても、集団での面接練習や上記アドバイスについて講義を行うことも可能です。

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